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鉛筆デッサン4枚目

15歳に戻ってデッサンの勉強中!改め、18歳に戻ってデッサンの勉強中!
(先生に15歳は戻り過ぎって言われたので)

 

前回、先生のアトリエでマルスの3枚目のデッサンをしたのが4月29日だったので、5か月近く空いてしまいました!

5.6月が私が忙しくて、7月は先生が超忙しくて、8月は暑かったからお休みで。

 

一応私はその間、関内のアトリエを始めたので、木炭デッサンもどきは月に一回描いてました。
でもやっぱり長時間の鉛筆デッサンは久しぶりだから撃沈です。

 

今回は、9月19日、11時から18時半(昼休憩30分?)の7時間くらいでした。

東京藝大の入試が7時間なので、それに合わせて。

 

前回までは、2日に分けて1枚を描いていたので、一気に7時間描けたのは良かったです。

こんな感じです。

 

画像

 

【講評】(9月19日のマルス像)

作者は久しぶりの石膏像の鉛筆デッサンだったこともあり、作画前半は苦労されていたようです。

しかしある段階で冷静に判断し、黒くなり過ぎた画面を大胆に白く(描くように)消し描き進めた効果は表れ、結果としては丁寧な仕上がりになりました。

今回は石膏デッサンの一般的やり方としてバックを描かずモチーフ内に集中し、制限時間内で完成度を上げる手法に取り組みましたが、日ごろから作品として絵を描く作者には、白い背景は不自然に感じるかも知れません。

しかし、7時間通しで描いたことで、書き出しからの構図決めと形を取る作業、タッチや陰影の調整など、短時間で紆余曲折する大きな流れを感じたのではないでしょうか。

その点から見ると、後半に修正しながらヘルメットなど細部の描きこみまでして完成させたことには大きな意味があり、点数には反映しない部分での経験値が上がったと思います。

 

残念な点は、頭が小さく体が大きいプロポーション(バランス)が悪いこと。一般的によく知られている石膏像は、認知度が高いこともあり、プロポーションの違和感は特に気になってしまうものなので気を付けたい部分です。

誇張表現をする作品とは違った、デッサンならではの正確性を求められる作業と言えます。

そして、タッチがまだ少し単調であるのも今後の課題と言えます。

今回は描いたり消したりを繰り返すことで、グラデーションの幅は感じられますが、タッチの強弱、長さや線の幅などを石膏像(物体)の形に合わせて描き分けるイメージで進められると良いと思います。

 

【評価】(各5点満点)

・形 3
・陰影(光) 3
・構図 4
・立体感(空間感/遠近感) 3
・質感(描き込み)3
・テクニック(タッチ/鉛筆運び) 3

 

総合19点

 

【余談】

形や構図を確認する手法に、鉛筆(木炭デッサンでは自転車のスポークを使うことが知られている)を伸ばした手で持ち片目で測るやり方がありますが、手持ちでは安定せず正確に測るためには慣れが必要です。そこで正確に測る作業を助ける道具にデスケルがあります。

ただし、美大受験では使えないので使用には注意してください。(近年の受験事情は未確認です)

また石膏像デッサンのアルアルとして顔が「似ている」「似ていない」という感覚もあり、特に同じくらいのレベルであれば、より似ているデッサンの方が評価が高くなることもあるくらいです。筆者は浪人時代、石膏像の顔を似せることに苦労した経験があります。

 

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とのことです。
先生ありがとうございました。

途中途中で先生に言われるアドバイスが、理解は出来てるはずだけど実践できないのが悔しくてなりません。

 

悔しいので早く次回を描きたいです。

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