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アトリエ「LIKES<ライクス>」2023年12月の記録

関内で開催しているオープンアトリエの記録です。

 

前回描きかけの水彩画を完成させました。

モチーフを組み直します。全部造花だから1ヶ月経っても安心。

他のクラスの人なるべく使われないようにに棚の少し後ろの方に隠しておいたので、花瓶の中の花もそのままだった。

 

 

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この日は夢中だったので他のみんなの撮影は忘れた。

珍しく誰もデッサンをしないので、石膏像は使わなかった。

 

 

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ひたすら描き込み完成!

 

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スマホでは綺麗に写せないので、帰宅してからサインを入れてスキャンした。

 

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りんごが心なしか軽く感じるのは、造花を描いたからかもしれない。

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鉄の花瓶と切子のグラス。どうやって表現するか、描きながら模索したけど楽しかった。

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大好きな菊(の造花)

自宅アトリエではなく、みんなのいるアトリエなので、大暴れできずに丁寧に進めたのが良かったのか、大失敗はせずにいい感じに仕上がった。今年描いた水彩で一番まともな仕上がりな気がする。満足です。

 

今回、何より痛感したのは、やはり「写真じゃなくて実物を見て描かないといい絵は描けない」ということ。

 

目の前にある実物から感じる情報量の多さ。写真とは比べ物にならない。

この切子のグラスなんて、写真からじゃ絶対描けないと感じた。(プロの撮影なら別かもね)

 

仕上がった作品がイマイチなのは、「本物」を見て描かなかったから、というのは大いにあると思う。

もちろん写真から描くメリットもあるし、場合によってはその方がいいこともあるが。

絵を上達させたければ、やっぱり本物を見て描かないとダメなんだと実感した。

 

絵を描くには「観察」が大切だけど、写真を観察するよりも、美しい本物のモチーフを観察する方が楽しいしね。

 

 

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この日は亀山先生も自分の展覧会用に20号くらいの作品を1枚仕上げていた。

 

自分の世界観を守りつつ、新しい表現方法を模索している姿は勉強になる。

 

絵描きは常に研究者なのだと思う。

 

2023年最後のアトリエ、良い1日だった。

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