華色切絵 【公式サイト】

猫と女性の切り絵制作中。①下絵〜カット

本の制作も無事終了し、急ぎの納品の仕事もひと段落したので、作品制作に取り掛かり始めました。
 
グループ展用の作品。鉛筆スケッチだけ出来ていたものを、まずはPhotoshopで切り絵の図案に起こします。
 
 
 
いつもならこの鉛筆スケッチを元に、切りながら考えるスタイルなのですが、今回は失敗したくない気持ちがいつもより強いのでちゃんと図案化しました。
 
 
スケッチ→図案化。完成予想図です。

それを反転させて380×540の四つ切り画用紙サイズに拡大して、スプレーのりで貼り付けて切っていきます。


カッターと比べるとこのサイズ感です。
 
 
ちなみに使用した画用紙は
ヴィフアールの荒目の4つ切りサイズ。
厚さは242g/m²
かなり厚いです。
色味と質感、切った時の立体感が好きで何回か使ってるんですが、久々に切ったら笑えるくらい固くてびっくりしました。
文字通り刃が立たない。
 
5分に1度のペースで刃がダメになる勢いです。

 
2時間くらい切ったところ。
指が瀕死です。
 

でも質感と立体感が最高。

 
見よ、この立体感。
 
 
 
 
 
一通り切り終えて、今日は終了。

切り足りない細部は、明日指が生き返ったら切るとします。
 
 
久々のヴィフアール、なかなか手強かった。。。
多分、普段教室でも使用してるタントやコットンライフなら、半分以下の時間で切れたに違いないけど、やっぱり、大きな作品なら私は厚さを大事にしたいところ。
 
 
厚い紙だと、細かくは切れなくなるので、その分パーツも大きくなります。
 
なのでこの図案、A4縮小しても薄い紙なら問題なく切れるくらいの細かさしかありません。
 
 
 
 
大きいサイズの作品だから細かさが増すかというと、私の場合は別の話。笑
 
 
 
明日は色つけです。
 
 
 
平石智美

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集