華色切絵 【公式サイト】

デッサン②枚目2022年4月18日

15歳に戻って絵の修行中!

なかなか時間が作れないのが悔しいけど、デッサンの日を楽しみに仕事を頑張っています。

 

今回は、4月7日に5時間、4月18日に3時間
計8時間で描きました。

 

初回は15年ぶりのデッサンで手が動かなかったけど、筋肉痛を経て、ちょっと感覚が戻った…かもしれません!

 

完成画像と先生のコメントから。

 

画像1
完成画像

【講評】(4月18日のマルス像)

 

マルス像2枚目にして、かなり覚醒した感じを受けます。

成果は得点にも表れています。何度も描き直した顔はマルスらしい表情に近づき、身体の立体感は良く表現されています。特に大胸筋、左半身の三角筋から脇腹にかけて、マルスの持つ力強さが良く出ています。また、タッチもきれいで少ない時間の中で髪やヘルメットのレリーフまでよく観察して描いています。

ただし構図として頭が切れすぎと感じるのは残念でした。

一般的に石膏像は画面に対して頭が少し切れるくらいが良いとされています。一説にはバックを描かずに描く面積を増やし、迫力を表現しやすいからではとの考えですが、作者はバックも表現していることから、むしろもう少し頭を収めて頭の丸さ(立体感)を表現した方が力強いデッサンになったかも知れません。別の視点から言えば、このデッサンは身体に対して頭の立体感不足を感じてしまう訳ですが、それは頭を入れる構図にすることで描きやすくなり、身体に負けない立体感を表現出来た可能性は高いです。また、きれいなタッチも画面全部にわたり同じだと少し単調に感じるため、影と空間を意識しつつもう少し強いタッチと弱いタッチのメリハリをつけ、同時にバックも明暗の度合いを配慮するともっと良くなります。それは輪郭(線)の強弱にも共通しており、バックと石膏像の境目の見え方をハッキリさせる部分やなじませる部分を意識して作ると、もっと空間と立体感が表現できます。これは輪郭線と明度を同時に配慮することにはなるので、次のステップとして次回に期待しています。

 

【評価】(各5点満点)

・形 4
・陰影(光)3
・構図 3
・立体感(空間感/遠近感) 3
・質感(描き込み)4
・テクニック(タッチ/鉛筆運び) 3

総合20点

【余談】

このマルス像は本来、全身像(大理石)を胸像としてカットした石膏像です。そのため、身体や腕の断面の形状や背中の造形を観察することが出来ます。特に断面の形を観察すると、身体は単純な丸ではないことが良く分かります。見えていない部分の断面の形まで想像しつつ見えている部分を正確に描くことが出来れば、筋肉の付き方や立体感(パース)なども自然と整ってきます。

 

★…★…★…★…★…★…★…★…★…

 

…ということでした。先生ありがとうございました!ちょっと成長した!笑

今回は経過を撮影しましたので、載せときます。

 

画像2
40分経過

画像
80分経過

と、ここで、構図が悪い(左腕が切れてるのが良くない)というアドバイスをもらい、悔しいが全消しして大移動!(T . T)

 

画像
130分経過(移動完了…)

画像
200分経過

画像
300分経過

1日目(5時間)でここまで!

 

で、2日目↓
1日目の見直していると、顔が似てない事が気になって、2日はひたすら顔の整形をしました。

画像
360分経過(1回目の顔整形)

↑まず、1日目に描いた顔を全部消して、60分かけて顔を整形したものの、むしろ余計似てないじゃないか!お前誰だよ!😨…気を取り直しもう一度顔を全部消して、2回目の整形。

 

画像
480分経過(完成)

2度目の整形でなんとかマシにすることができ、全体に描き込みを加えて完成にしました。

ちょっとは慣れてきたけどまだまだですね、、2枚目だもんね。

というわけで、また次回頑張ります!

関連情報

コメントは受け付けていません。

特集