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絵の修行!絵画教室での油絵とクロッキーの記録No.11

2023年12月18日の絵画教室。
今年最後です。

 

油絵は4回目で完成の日。
こんな感じになりました。

 

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思うところはいろいろありますが、初めての1枚なので上出来とします。
前回までの方が全体にカラフルでぱっと見いいと思われるかもだけど、最終的に主役とそれ以外をはっきりさせる方向を選びました。
マリリンの真ん中の子を主役になるように調整した。
とはいえ、マリリンの真ん中の子は先生が加筆してくれたから主役になった感じです。

 

 

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先輩方の作品もとても勉強になりました。みんなで同じモチーフを描くのは本当に勉強になる。私はそもそも油絵をやってこなかったから、今は本当に吸収することがたくさんです。

 

今回の絵画教室での静物課題は「彩度対比」がテーマになっていたモチーフだったんだけど、かなりビビットな色彩で描いてしまい、私って「彩度」という概念がほとんどないまま今まで制作してきたんだと気付かされた。

 

私の場合、切り絵では主線として「白」または「黒」があり、それに対しての明度差のみ考えて制作してるというのがあると思う。

 

主線がある切り絵の場合、色同士が隣り合うことはない。必ずセパレーションの効果が働くので、どんな色を組み合わせても色同士が干渉することがない。

だから色彩の知識がなくても、何となく色を置いてもいい感じになる。それがいい所だと思っている。が。

 

そもそも、主線が「白」か「黒」で明度の両極端だから、どうしても意識は色相や彩度より明度寄りになってしまう。

 

中間講評の時に私の絵は「全体に彩度が高い」と言われてやっと意識した。

 

多分昔から絵画を描く時、私は「彩度」の意識が全くなかったからとっても鮮やかで白や黒を多用した明度差のキツい絵ばかりになっていた。

(それが個性ではあるんだけど〜)

色は苦手だと自覚していたけど、思ったより色使い下手くそでびっくりした。

絵を描くのは難しいですね。課題がいっぱいです。

 

これは自分一人では気づけないこと。先生に感謝です。

 

 

そして午後は今年最後のクロッキー!

初めてのモデルさん。

なんか最初のポーズと最後のポーズにデジャブを感じたが、最後の方が慣れてきてさすがによく描けたのでよかった。

ついついお尻の影を黒く塗りすぎる私は「💩付いてるみたいでしょ!」って先生に何度も指摘された。

ごめんねモデルさん。💩

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1ポーズ目

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2ポーズ目

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3ポーズ目

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4ポーズ目

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5ポーズ目

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6ポーズ目

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8ポーズ目

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9ポーズ目

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10ポーズ目

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11ポーズ目

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12ポーズ目

という感じで今年の絵画教室は終了。

今日も皆さんととても笑って、楽しい絵画教室だった。

 

10月から通い始めた教室だけど、まだ3ヶ月ですがとても居心地が良く、もっと長くいる感じ。軽く人生が変わった気もします。

 

自分の講師業にもとてもプラスになる経験をしています。きて本当によかった。

クロッキーがやりたいという目的も達成しつつ、油絵が苦手という高校時代に抱えたコンプレックスも解消しました。

 

まだ初心者ですが、だからこそ成長する楽しみがあるのが嬉しいです。この感覚は学生時代にも感じていなかった、うまくならなきゃ。うまくて当然っていうプレッシャーの中で生きてきたから、多分そんな余裕がなかったんですね。

プロになってからは尚更のこと。

 

だから「私、初心者です」ってさらけ出していられることが幸せです。

 

身内(作家仲間たち)には「初心者じゃないじゃん」って言われるけど、画材が変わったら初心者でしょう。

 

2024年もたくさん描いて成長したいです。

ありがとうございました。

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