15歳の自分の夢を叶えよう
先日ね。ちょっと感動的なことがありました。
詳しくは話さないけど、15歳の頃の夢が一つ叶った。というか、気づいたら叶っていた。という感じで。
夢っていつか叶うんだなと、思わされた出来事がありました。
子どもの頃、将来の夢・目標を色々と思い浮かべますね。私は、美術の世界に進もうと思ったのが15歳、中学3年生の春頃でした。
それぞれがどこの高校を受験するか、行きたい高校ではなくその先の将来の職業や、行きたい大学を踏まえて考えなさいと授業で話されて、私は将来の目標をイラストレーター、行きたい大学を武蔵野美術大学に決めました。そうしてそのために美術のコースがある宇都宮の私立高校を受験しました。
あれこれ挫折もあり、結局、美大には行かなかったんだけど、紆余曲折しながらなんとか今、イラストレーターのような仕事ができていることは幸せだと感じています。
それでも、やはり、しっかりと美術を学ばなかったのが心残りで、正直コンプレックスで。
絶対にいつかちゃんと「美大にいく」という夢は叶えたいと思っています。
私は結構たくさんコンプレックスがあります。
まぁ誰でもあると思います。
私の願いはいつも「得意なことを伸ばしたい」ではなく、「苦手なことを克服したい」でした。
絵を描くことは好きだったから人より得意だったけど、幼稚園生の頃からいつも、大人のように上手く描けないことが悔しくて満足したことがなかった。
だから描き続けていたんです。
高校の時、美術をやめてしまったのは、人より上手く描けないコンプレックスに負けてしまったからです。
上を見ればキリがないのは当たり前なのに、描けば描くほど露わになる自分の拙さが怖かった。
だから美術から逃げました。
その頃ちょうど切り絵と出会い、切り絵には心が救われました。
なんせやってる人が少ないから、比べられることがなかったんですね。
そしてそれからは大学ではなくイラストスクールやデザインの学校で実践的な勉強をしたりして、今に至ります。
話は戻って。
先日、思いがけず中学生の頃の夢が一つ叶ったことで、あの頃の夢、描いていた未来の自分を思い返しました。15歳の頃、思い描いた自分になれているかと。
そう考えると、叶えられているような。いやこんなはずじゃなかったような、複雑な感じです。でもそうですね、
もし15歳の自分に会ったら半分くらいはガッカリされるかも知れません。それは、どんな仕事をしたいとか幸せになりたいとかそういう願いじゃなく、自分の理想の力をまだ私が持っていないからです。
「絵が上手くなりたい」
15歳の私は、それが一番の願いでした。
自分の画力が足りなくて、頭で思い描いたものが描けない悔しさにいつもイライラしていました。もちろん基礎的な画力が高いことと、魅力的な作品を作れることはイコールではありません。私は切り絵を表現に選んでいるからそこまで画力がなくてもなんとかなっているし、忙しさから気にしないようにしていたけれどこのままの自分で終わるのも悔しいなと思ったわけです。
今からでもコンプレックスを克服しよう。「絵が上手くなりたい」と願っていたあの頃の自分の夢を叶えてあげよう。そう思って、もう一度基礎からやり直すことにしました。絵の勉強を。
具体的には、15歳の頃の私の口癖だった以下の2点が目標です。
①デッサンが上手くなりたい
②パースが描けるようになりたい
今、どちらもまだ苦手意識があります。まずはこの2つを克服しようと思います。問題は具体的にどこまで上達させるかですが、目標はそうだなー、講師をしている立場上「人に教えられるくらい」にしたいです。
そして、どちらも独学では自分の成長を客観視できないので、先生に教えてもらうことにします。
やり直し。再挑戦。
ちょうど新年度、わくわくした気持ちです。
15歳の頃の叶えられていない夢を、初心に戻って、叶えていきたいです。
と、いうわけで、私の勉強の記録もnoteに記録していこうと思います。ご興味ある方いるかわからないけどよろしくお願いします✨
関連情報