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紙と糸展折り返し。

こんにちは。平石智美です。

 

現在宇都宮で開催中の「紙と糸展」折り返しになりました。まぁ4日間の短い会期なもので、まだ始まったばかりの感じですが。

 

今回初の展示となる母のお客様にたくさんお越しいただき、とても充実した展示となっていると思います。

 

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今回のギャラリーさんもとても良いギャラリーさんで、明るくきれいで居心地よく、また定期的に展示させていただきたいなぁと母と話しているところです。

 

今回は最近手に入れた新しいカメラで動画の撮影に初挑戦してみました。

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取り急ぎよく使い方がわからないながら勘で撮影しましたが、東京の自宅に帰らないと編集とかできないので、多分忘れた頃に動画はアップすることになるだろうと思います。

 

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会期中は実家に寝泊りしてますが、私が家を出てから、新たな住人「猫」らに占拠された自宅にもはや私の居場所はなく、猫に少しアレルギーがあるっぽい私は毎日体は痒いし喉は痛いしで、落ち着くことができず、外にいるときより手洗いとマスクが欠かせなくて、少し疲弊してます。

 

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毛の塊たち。。

 

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悪魔のような顔をしている。。笑

めちゃめちゃ可愛いんだけど。。。

 

触りたいんだけど。。。

 

アレルギー。。悲しいですね。

 

話は変わって、ギャラリーの本棚にオーナーさんの集めた美術書がたくさんあって、興味深くて、暇な時間に読んでます。

 

「みんなの心に生きた山下清」監修 式場俊三 1985年

 

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幼少期の作品やエピソード、晩年期の作風、放浪時代の記録など、とても充実した内容で、初めてじっくりと山下清の一生を追った書籍を読みましたが、とてもよくって、この本、購入したいと思いました。

 

山下清、あまりにも有名なので皆さんみたこともあるだろうし、ドラマなどでそのイメージもあるかと思うのですが、深く知ればイメージの変わる画家であると感じます。

 

亡くなったのが49歳で、今年没後50年だそうです。早かったんだなぁ。。

 

図録集「堀文子展」平成3年

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日本画家堀文子さんの平成3年の展覧会の画集でした。ほんと、とてもいつもどれも美しい作品ばかり。

 

堀文子さんは2019年に亡くなられて、100歳だったそうです。亡くなられる寸前まで自宅アトリエで一人製作されていたのだとか。本当に作家として最も憧れの生き様で、素敵だなだと感じます。

30年前、平成3年の画集でプロフィール写真がとっても美しい白髪姿なんですもの。それから30年、絵を描き続けるって、素晴らしい人生。。

 

ギャラリーにあったから、たまたま読んだ2人の画家の本でしたが、人生について考えさせられる2冊になりました。

 

最近、私もこれからの作家人生、どうしたいのかということを、つい深く考えてしまうので。。

若い頃?は著名な作家の「作品」にばかり注目していて、その人物像や背景にそれほど興味を持てなかったのですが、だんだんと、作品よりも、生き方ばかりが気になります。

まだまだ、これから頑張らなければ。と

 

展覧会の会期中にはよく考えてしまいますね。

 

では、6日まで。よろしくお願いいたします。

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