2024年も日本きりえ美術展に参加します。新作「共鳴」制作工程
11月10日、今年も日本きりえ美術展に搬入してきました。
今年の会期は11月19日から24日です。
10月はものすごく忙しくてアトリエに篭れる日が1日もなかったので11月になり一気に作りました。
まずは下地から。
珈琲と墨のみで豪快な感じにしてみました。
龍を描きます。
3日間かけて、なんとか9割出来ました。
最後の日の夜中あたりまでは失敗の予感しかしなくて、1からやり直すか?これで妥協するか?と苦しんだんですが、なんとか合格ラインに戻せました。
いつも計画的に制作する私ですが、今回はもう時間もないし、行き当たりばったりでした。
結論「計画を立ててから進んだ方が早いし精神的に楽」
今回は30号を2枚並べる形にしましたが、
真ん中の丸を合わせて貼ってから切り分ける作業が最高に気持ち良い。
しかし、この絵は分割する必要はあったのか。M80号1枚でよかったのではないか。
なぜ30号2枚にしたかというと、電車で運ぶためというのが1番だけど。
(対)というテーマを含んでいるので、分割したかったというのもある。まぁ個々でも絵として成り立ったから分割でOKかな。
タイトルは「共鳴」です。
動画があります。
全工程を撮影しようと初めは思ったが、途中から精神的にそれどころじゃなかった。
カット以降は企業秘密ってことで。
その後しっかりと高解像度でスキャンしましたが、
スキャンだと今度は箔が綺麗に写りませんね。
美術館で撮影に挑戦するか。
ご高覧いただければ幸いです。
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