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「やさしい時間」展 切り絵制作工程2

さて。
制作2日目は色つけ。
色つけのイメージは、Photoshopで作っていました。やりながら変わってくるだろうと思いつつも参考にします。
 

 
ちなみに、今回のポイントは↑「縁取り」この茶色の縁取りは、実際には「ゴールド」もしくは「ブロンズ」の紙で作ろうと計画をしていました。
 
 

が、しかし、

実際に紙で作ろうとしたらイメージ通りにいかず。
 
それならと思いついたのがこれ。

 
 
 
 

 
ターナーポスターカラーのゴールド。
紙を縁取りにするかわりに、縁を塗ってしまえばどうか?との閃きを試してみることに。
 

 
お!いい感じかも!
 

 
 
なんか金縁が入り高級な感じになりました!
 
で、
この先は2層目3層目と複雑な工程なので、端折り。。
 
 
最後にパステルのお化粧。
口紅とアイカラー。
 

 
 
頬紅と、関節にもほんのりピンク。

 
おぉー。
これはなかなか新しい表現が出来たかもしれない。ポスターカラーいいですね!
この金色のポスターカラーは、13歳の時にポスターを描くために買ったものですが、まだ問題なく使えました!素晴らしいです。多分他にも金色の絵の具はたくさん種類もあるはずですが、とりあえずまだまだたくさん残っているので、使ってみよう。
 
 
 
 
それで、今回「金」をどうしても使いたかったのは、クリムトの影響でした。
 

クリムトの「接吻」
 
実は以前、お仕事関係で「クリムトの作品は切り絵にできるか」という話が出て、それからずっと意識の中にクリムトの作品があります。
 
 
 
今年はもうすぐクリムト展も始まり、
クリムトの女性の感じと「やさしい時間」というワードが私の中でリンクして、今回このような作品が出来ました。
 
首を傾げて目を瞑った女性を描きたいという気持ちもクリムトから。
 
 
 
 
今年は新しい表現として、
 
「ゴールド」
「裸婦」
 
をテーマに作品作りをしていく予定でいます。
 
 
いいスタートの作品が出来ましたラブ

 
 
細かな部分はぜひ、
4月12日からの代官山スペースk様でのアート展
「やさしい時間」で原画をご覧ください。
 
まだ詳細が公表されていないので展覧会については後日ブログに載せますね^_^
 
平石智美

 

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